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シリンダーヘッドに突き出たカムシャフト関連部分
カムシャフトまでは比較的外しやすいが、シリンダーヘッドを外すにはマフラーのジョイント部分や、エンジンカバーも排除しなければならない。 |
シリンダーヘッドカバーまではすんなり外せるため、カムシャフトの入れ替えまでは手間がかかるがまだマシな方。シリンダーヘッド・シリンダー・ピストンを外す作業をする人はかなり本腰を入れて本体をまさに”分解”していかなくてはならない。
準備物 ★・・必須品
★ ラチェットレンチセット
★ ドライバーセット
★ 針金
作業工程 1
作業工程 2
作業工程 3
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エンジンオイルを抜く
エンジンパーツをばらすことになるため、エンジン内に満たされているエンジンオイルを抜く必要がある。
エンジンオイル交換手順のページを参考にオイルを抜いてください。
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作業工程 4
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シリンダーヘッドカバー部分
ヘッドカバーにあるボルトを外す。ヘッドカバーにはチューブとセンサーがつながっているので、外す。センサーは保護ゴムをまくると引き抜くことができる。スパナ等で外すものではないので特に注意!
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作業手順
@ ヘッドカバーに接続された油圧センサーとチューブを外す。
A ヘッドカバーのボルトを外すとヘッドカバーが外せる。
B スパークプラグキャップも本体から外しておく。
作業工程 5
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キャブレターをエンジンから放す
エンジン上部にあるキャブレター。2本のボルトを外す前に金色のバンドのネジ部の位置を少しずらさないとソケットがはまらない。
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作業手順
@ キャブレターをボルトを外し、接続を切り離す。
A エンジン周りの黒いカバーも固定しているボルトを外し、取り去る。
作業工程 6
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カムシャフトホルダーとカムチェーン
シリンダーヘッドカバーを外すとあらわれる。カムチェーンの軸であるカムスプロケットを横から見て、『2』の数字が上部、『1』が下部に来るようにタイヤ等を動かして位置を合わせる。
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カムチェーンは外れないように固定
カムスプロケットが外れたら、針金でチェーンを固定、引っ張り続けておく。
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作業手順
@ カムスプロケットの数字を確認したら、キャブレターのすぐそばに位置していたネジのような部分を外して、内部にある「カムチェーンテンショナリフター」を細いマイナスドライバーで右いっぱいに回し、カムスプロケットを固定する。
A カムスプロケットのボルトを外し、スプロケットからチェーンを外す。このチェーンは引っ張ったまま針金を通し、フレームのどこかに巻きつけて固定しておく。(手の届かないエンジン内部に続くチェーンの先は、別の歯車に巻きついている)
B カムシャフトホルダーの4本のボルトを外すと、ホルダーごと外すことができる。
⇒ここまでくればカムシャフトの交換をすることができる
作業工程 7
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カムシャフトホルダーを排除したシリンダーヘッド
シリンダーヘッドを引き抜くにはエンジンパーツを覆うエンジンカバーの下の部分が邪魔になる。このカバーを外すにはマフラーを外す必要がある。上部2本のシャフトにはめてあるノックピンをなくさないように。
マフラー交換手順を参考にマフラーを外しましょう。
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マフラーのパイプの他に、もう一つパイプがつながっている
車体左下から覗き込んで細いパイプ(二次空気供給パイプ)もラチェットレンチで外しておく。
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作業手順
@ マフラーを外す。
A 細いパイプもボルトをゆるめ、外す。
作業工程 8
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エンジンカバーを外すのに、クーリングファンカバー(写真右側の排気口状のカバー)も外さなければならない
とにかく外すものがとても多い。ボルトやネジをしっかり分別して整理しながら作業にあたりましょう。
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作業手順
@ クーリングファンカバーを外す。
A エンジンカバー(下半分)の位置をずらすことができるようになる。(取り去る必要はない)
作業工程 9
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シリンダーヘッドを外す
写真の位置にシリンダーヘッドを外すボルトが2本並んでいる。作業スペースはとても狭い。
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作業手順
@ シリンダー脇にあるボルトを外すとシリンダーヘッドやシリンダーがスライドできるようになる。
作業工程 10 ※後日、不必要と判明
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フレームのシャフトを緩める
シリンダーヘッドがフレームに干渉して抜くことができないので、フレームを固定しているシャフトを片方だけ外し、車体を少し折るように間を作らなければならない。
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作業手順
@ 両サイドからレンチをはさみ、フレームのメインシャフトのボルトを外し、片方分だけフレームから外す。
A ハンドルを切ってやると、エンジンの位置がフレームからズレて、ヘッド類を通過させることができるようになる。
※ 単にセンタースタンドから降ろし、直接タイヤを接地するだけでシリンダーヘッドや、シリンダーがフレームを通過することが判明しました。よって、この作業は必要ありません。
作業完了
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干渉していたフレームを通過しているシリンダーヘッド
さまざまな過程を経てようやくシリンダーヘッドが外れる。
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初めてのボアアップ。エンジンの一部を取り替える作業をするだけだと思っていた私は、シリンダーやピストンを交換するのにマフラーやカバー類をほとんど外す必要があることを知らなかったので、ボアアップを開始して全てのパーツを元に戻すまで、実に12時間くらい格闘をしました。・・・挙句の果てにバルブタイミングをちゃんと合わせず、エンジンがかからず、結局バイク屋さんへ・・・。
バイク屋さんに依頼するか、自分で組み付けるか、大いに悩んでくださいね。
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★4スト原付豆知識事典★
『シリンダーヘッドを外すまで』
1 カバーを外す
2 ステップボードを外す
3 エンジンオイルを抜く
4 外せるものを外す
5 カムスプロケットを外す
6 マフラーを外す
7 シリンダーヘッドが外せる
『素人ができる作業か否か』
実は初めて機械いじりをする当時の私はボアアップを失敗しました。「説明書どおりにやれば成功するから簡単」だとは私は言えません。
自信のない人は構造に詳しい人と連絡を取り合える状態で作業をした方がよいでしょう。
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